小倉百人一首99 99.人も愛し 人も恨めし あぢきなく 世を思ふゆゑに もの思ふ身は後鳥羽院(82代天皇。藤原定家らに「新古今集」を撰集させた)<ごとばいん>※人がいとおしくも、また恨めしくも思われる。おもしろくないことに、世の成り行きを思うがゆえに思い悩むこの身には。 トラックバック:0 コメント:0 2021年12月27日 百人一首 小倉百人一首 続きを読むread more
小倉百人一首98 98.風そよぐ 楢の小川の 夕暮は 御禊ぞ夏の しるしなりける従二位家隆(藤原家隆)<じゅうにいいえたか>※風が楢の葉を吹きそよがせる、上賀茂の御社の御手洗、楢の小川のほとりの夕暮れは、さながら秋のような涼しさだが、みそぎをしているのがわずかに夏であることのしるしだよ。 トラックバック:0 コメント:0 2021年12月27日 小倉百人一首 百人一首 続きを読むread more
小倉百人一首97 97.来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ権中納言定家(藤原定家、「百人一首」の撰者)<ごんちゅうなごんさだいえ>※松帆の浦の夕暮れ時、わたしはいくら待ってもやって来ないつれない恋人を待ち続ける。夕凪の空にまっすぐに立ち昇る藻塩焼く煙のように、身も恋心にじりじりと焦がれながら、、、。 トラックバック:0 コメント:0 2021年12月27日 百人一首 小倉百人一首 続きを読むread more