小倉百人一首96

96.花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり入道前太政大臣(藤原公経<きんつね>)<にゅうどうさきのだいじょうだいじん>※桜花を誇って散らす山風が吹きおろす庭に落花の雪が
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小倉百人一首95

95.おほけなく 憂き世の民に おほふかな わが立つ杣に すみ染めの袖前大僧正慈円(天台宗の僧)<さきのだいそうじょうじえん>※身の程もわきまえずに、わたしは憂き世に住む民の上に覆いかけるよ。伝教大師が「わが立つ杣」と歌われた比叡山に住む僧として、この墨染の袖を。
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小倉百人一首94

94.み吉野の 山の秋風 さよ更けて ふるさと寒く 衣打つなり参議雅経(藤原雅経<まさつね>)<さんぎまさつね>※吉野山の秋風は夜が更けるについれて寒くなり、古都の里は冷え込んで、どこからともなく衣を打つきぬたの音が聞こえてくる。
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