小倉百人一首90 90.見せばやな 雄島の海人の 袖だにも 濡れにぞ濡れし 色は変はらず殷富門院大輔<いんぷもんいんのたいふ>※あなたにお見せしたいものですわ。松島の雄島の海人の袖でさえ、濡れに濡れても色は変わりません。それなのにわたしの袖は紅の血の涙で色も赤く変わってしまいました。 トラックバック:0 コメント:0 2021年12月27日 百人一首 小倉百人一首 続きを読むread more
小倉百人一首89 89.玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする式子内親王(後白河天皇の皇女)<しょくしないしんのう>※わたしの命よ、絶えるならばいっそ絶えるならばいっそ絶えてしまってほしい。このまま生き長らえていると、こらえ忍んでいることが弱って、秘めた恋心が顕れてしまうかもしれないから。 トラックバック:0 コメント:0 2021年12月27日 百人一首 小倉百人一首 続きを読むread more
小倉百人一首88 88.難波江の 蘆のかりねの ひとよゆゑ 身を尽くしてや 恋ひわたるべき皇嘉門院別当<こうかもんいんのべっとう>※難波江の刈り蘆の根の一節ーそれにも似た旅先の宿でほんの一夜かりそめに共寝をしたばかりに、あの澪標のように命をつくして恋い続けなければならないのでしょうか。 トラックバック:0 コメント:0 2021年12月27日 百人一首 小倉百人一首 続きを読むread more